妊娠と医療保険「女性医療保険は、妊娠前にチェック!」
私、アラサーのOL。結婚は、今すぐしたいってほどじゃないけれど、子供は産んでみたいな、って思ってて。せっかくオンナに生まれたんだし、子供って面白そうだし。ま、相手のいることだけど、先のことはわからないじゃない?
おかげさまで大きな病気やケガをすることなくオシゴトも、なんとかこなしているけれど。年も年だし、最近、保険のことが気になっててね。この週末、ちょっとネットで調べてみたの。
そしたら女性の医療保険って、一度妊娠しちゃうと、ググッとハードルがあがっちゃうのにびっくり!よく「保険は健康なうちに」っていうけれど、女性にとっては、「保険は妊娠前に」っていう感じよ。できちゃった婚が珍しくなくなった今、結婚が先か、子供か先か、なんて、自分でもわからないわよね。
結婚してベビーを心待ちにしている女性はもちろん、結婚するかどうかは分からないけれど、子供には興味がある、という女性も。
妊娠前の今だからこそ知ってほしい、医療保険についてまとめてみました。
なぜ必要?女性の医療保険
女性の医療保険を一言で説明すると、普通の医療保険に、女性特有の病気の保障をプラスしたものね。
女性医療保険 = 男女ともかかる病気・ケガの保障 + 女性だけがかかる病気の保障
保障の範囲が増えた分だけ、女性用医療保険は、通常の医療保険より、ちょっと割高になってるの。必要になるかどうかわからない保険に、月々、割高なお金を払うなんて、と思う女性もいるかもね。
でも、ちょっと待って。
「子供が欲しいな」
「身内に、女性特有の病気やがんになった人がいるわ」
という人は、ぜひ、今のうちに検討してみてほしいの。
20代から30代は、妊娠・出産にまつわるトラブルが多いし、30代から40代は乳がんや子宮がんなどの危険性がグンと高まるのよ。
月々の保険料を手ごろにした掛け捨てタイプや、貯蓄ができるタイプ、元気ならボーナスが受け取れるものなどなど、いろいろな女性医療保険がでてきているの。
保険料の安い20代のうちに、手頃な女性医療保険にひとつ入っておいて、30代、40代のお守りにして、あなたにとってリスクの少ない年代になったら、解約するっていう方法もあるわよ。
女性のカラダはデリケートで、ココロとも深く結び付いているものだから。
子供が欲しいと思っている人や、家系的に女性特有の病気への不安のある人は、ぜひ、結婚前じゃなく、妊娠前に、検討してみてね。
妊娠したら医療保険に入れない?
満16歳以上の女性の医療保険の告知には、必ず、
「現在、妊娠していますか?」
という項目が入っているの、知ってた?
女性医療保険は、妊娠中だと、保険に入れなかったり、不利な条件になってしまいがちなの。不利な条件というのは、「特定部位の不担保」と呼ばれるもので、妊娠中なら、子宮に関しては保障しません、ということね。
正常分娩ではなく、帝王切開などになっても、保険金は一切払われないのよ。妊娠27週目までなら入れる保険もあるけれど、「特定部位の不担保」がつくのは避けられないみたい。
「妊娠中や出産のときに使えない女性医療保険なんて、意味ないわ。」
と考えちゃうところだけれど、ちょっとまって!
子供を二人以上欲しいな、と思っている女性なら、一人目の妊娠中でも、女性医療保険に入るメリットがあるのよ。
キーワードは、帝王出産。
いまや6人にひとりが帝王出産で生まれている、っていわれるほどポピュラーになっているけれど、保険の世界では、麻酔やメスを使うから、異常出産扱いになっちゃうの。
もし、あなたが、一人目を帝王出産で無事に出産したとしても、一度、帝王出産を経験してしまうと、以後、女性医療保険だけじゃなく、普通の医療保険にも入れなくなる可能性が高いのよ。正常出産になるか、帝王切開になるかなんて、誰にも分らないわよね。
女性医療保険に入る一番のチャンスを妊娠前だとすれば、出産前は、二番目のチャンスといえるのよ。そう、一人目のベビーのためではなく、弟や妹になるベビーのために、出産前に準備しておくという考え方ね。
「子供にはきょうだいがいた方がいいかしら」
なんて思っているあなたにはぜひ、妊娠中だからとあきらめずに、女性医療保険をチェックしてみて。
「まだまだ若いし、保険なんていらないわ。」なんて、私も20代の頃は思っていたんだけれど。妊娠前、出産前の今こそ、最大のチャンスだから、ぜひ、女性医療保険について考えてみてね。
帝王切開すると保険に入れない?
「女性医療保険に入る前に、妊娠して、帝王切開で出産したのよ。1か月入院して大変だったわ。保険にはいっておけばよかったわ」 なんて話、よく聞くわよね。
「二人目を妊娠する前に、今度こそ、女性医療保険に入っておくわ」
と考える人も多いかも。
でも、ちょっと待って。
満16歳以上の女性の医療保険の告知には、次の項目も必ず聞かれるのよ。
「過去5年以内に妊娠・分娩に伴なう異常で、入院したり手術を受けたことがありますか?(帝王切開を含みます)」
ここでいう「異常」とは、
帝王切開
切迫早産
切迫流産
子宮頸管無力症
難産(吸引分娩・鉗子分娩)
早期破水
子宮外妊娠
前置胎盤
妊娠中毒症
死産
などのこと。
いまや6人に一人が帝王切開で生まれているそうだし、切迫早産や吸引分娩、鉗子分娩なども、わりとよく聞く話よね、
それぞれの項目で、40歳以下か、入院はしたのか、などのより細かい状態を尋ねられ、契約できなかったり、できたとしても、妊娠中と同じ、『特定部位の不担保』が条件になってしまうの。
正常分娩に保険はおりないけれど、帝王切開なら、入院給付金日額の10倍〜20倍が、手術給付金として支払われるのよ。
だから、一度、帝王切開で出産してしまうと、未出産の女性や、正常分娩だった女性に比べ、審査がきびしくなり、女性医療保険の条件が不利になりやすいの。自分が正常出産になるか、帝王切開になるかなんて、誰にも分らないわよね。
子供を授かったら、元気に生まれてきてほしいと思うのが母心だけど、安心して産める状況なら、さらに心強いわよね。
結婚してベビーを心待ちしている女性だけじゃなく、子供に興味がある女性や、一人目が正常分娩だった女性も、ぜひ一度、女性医療保険を検討してみてね。
生理不順だと医療保険に入れない?
ダイエットしすぎちゃったり、気になることがあったりすると、生理が不順になって、不正出血しちゃうことって、女性なら、割とよくあるわよね。
でも、この生理不順で、医療保険に入れないことがあるって、知ってた?
ケガ・病気全般を保障する医療保険より、がんだけを保障するがん保険の方が、入りやすいって言われているんだけれど、このがん保険にも入れないことがあるみたいなのよ。
保険会社が嫌うものは、
1原因不明
2治療・通院中
3完治直後
の3つなんだけれど。
生理不順による不正出血って、1に該当しちゃうのよ。生理不順みたいな原因のはっきりしない出血って、保険会社でもどう判断していいかわからないらしいの。
ただの周期の乱れや、ホルモンバランスの崩れかもしれないし、重大な病気が隠れているかもしれないし。
生理不順って、ちょっと軽く見ちゃいがちだけれど、カラダのためにも、スムーズな加入のためにも、不正出血や気になる症状があったら、きちんと病院に行って、治しておくことがおすすめよ。
そうそう、子宮筋腫っていうのも、女性には割とポピュラーな病気だけれど。
こちらは原因がはっきりしているから、一定の大きさ以下で、治療の必要がなければ、スムーズに入れる保険も多いみたいなの。医学の基準と、保険会社の基準って、かなり違うから。
「え、こんな症状で入れないの?」ってことも、ままあるのよ。
気になる症状はきちんと直しておくこと、自分の常識で判断しないことが、スムーズな加入のためのカシコイ態度といえそうね。
不妊治療、始める前に医療保険へ
「子供が大好きなのに、なかなか授からなくて。」
「できちゃった婚だったのに、二人目ができないの。」
結婚した友達と話していると、よく、こんな話になって。
いまや10組に一組は悩んでるといわれる不妊、周りを見渡すだけでも、実感できる数字だわ。
一般的になったとはいえ、不妊治療は、まだまだ女性のココロとカラダの負担が大きいもの。
二人で受けようと決心したら、産婦人科に行く前に、ぜひ、女性医療保険を検討してみて。
不妊治療を始めてしまうと、薬を飲んだり、注射を1本打っただけで、子宮や卵巣が不担保になり、保障が受けられないこともあるの。不妊治療を決意したら、通院や治療はもちろん、手術や出産の可能性も増すわよね。
これらの状況は、もちろん医療保険でもカバーできるけれど、より手厚い補償を受けられるのが、女性医療保険なの。不妊治療へ二人の気持ちが傾いて、お守りになる保険を探すなら、女性保険に的をしぼるのが正解だと思うわ。
ついでに、保険の審査での告知についても、ちょっこっとアドバイスを。
告知ってね、聞かれたことは正確に伝える義務があるけれど、聞かれないことには答える必要がないの。つまり、今が健康ならば、「これから不妊治療を始めようと思っている」なんてことは、わざわざ伝えなくてもいいってこと。
聞かれたことには正直に、でも、余計なことは言わないように、の心掛けでね。
自分の考えでスタート時期を決められる治療だからこそ、万全の体制で、安心して受けられるようにしておけば、きっとよい結果につながるわ。